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2019年8月30日発表/文部科学省・厚生労働省の『21世紀出生児縦断調査』結果詳細
令和3年8月10 日に文部科学省が「21 世紀出生児縦断調査(平成 13 年出生児)」の第19回(令和2年)の結果を公表しています。
しかし、前回の第18回調査票同様、第19回 の調査票でも、「スマートフォン等を1日何時間使っていますか」「スマートフォン、タブレットやパソコンを使って何をしていますか」などの設問がなくなっているため、内容的に継続更新ができていません。
同調査によるスマートフォン関連調査結果としては、下記の第17回が最新のものとなります。ご了承ください。
高校2年生などの17歳の子どもたちは、6割超が休日に3時間以上、3割が5時間以上もスマートフォンなどを使うことが2019年8月30日、2001年生まれの子どもを追跡調査する文部科学省と厚生労働省の『21世紀出生児縦断調査』で分かりました。
休日・平日に使用時間が長いほど、家や塾で勉強をしない割合も増える傾向があります。
この調査は、子どもの生活や学習の状況などを継続的に調べるため、全国の2001年生まれの子どもを対象に毎年実施。「学校生活の満足度」「学校外での勉強時間」「悩みや不安」「子供自身が考える将来」「就きたい職業」などにつていて調査。17回目の2018年調査では、子どもの年齢は17歳(高校2年生等)で、3万780人のうち2万4,886人から回答を得ています。
今回「スマホなどの休日の使用時間」について、高校などに在学する子どもの回答を集計すると、「3時間以上」が計66.8%となりました。また、「5時間以上」が30.5%を占め、10人に3人が休日、スマートフォンなどを5時間以上使用しているのです。
調査では、休日のスマホの使用時間と勉強時間(学校外)の関係も調べています。
使用が「1時間未満」の場合、「勉強していない」と回答した生徒は14.8%だったが、使用が「6時間以上」になると、「勉強していない」生徒は55.3%と半数を超えています。
スマホ等の使用内容(複数回答)は、「音楽視聴」が最多の83.5%で、「動画視聴」(76.3%)や、メール・SNSなどの「コミュニケーション」(76.0%)も7割を超えています。「希望する進学先に関する情報収集」(41.8%)、「学校の授業での学習」(18.9%)など学習関連の利用もありました。
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